ハイドロキノンを使用する場合は注意

ハイドロキノンは日焼けやシミの原因であるメラニン色素の生成を抑制したり、できてしまった色素沈着を漂白する作用がある美容成分で、これまでは日本国内では使用が許可されていませんでした。
しかし、近年、厚生労働省が使用を許可したため、化粧品などにも配合され、高い人気があります。

今までは、シミや色素沈着を解消するには、レーザーを使用するしか方法がありませんでしたが、ハイドロキノンによって外用薬や化粧品を使うだけでシミを消すことが可能になりました。
しかし、ハイドロキノンは非常に作用が強い成分であるため、使用には注意が必要です。

ハイドロキノンは、メラニンの生成抑制作用がありますが、その効果は濃度が高いほど高くなり、濃度が高いものを使用すると肌深部にまで浸透することで炎症が起こったり、刺激を感じやすくなります。
そのため、皮膚が弱い方や敏感肌の方は濃度に注意しながら使用しなければなりません。

また、漂白効果がとても高いため、間違った使い方や塗り過ぎてしまうと、皮膚の色が白く抜けたようになってしまい、戻らなくなることがあります。
必ずシミや色素沈着がある部分だけに塗りましょう。

さらに、ハイドロキノンを皮膚に塗布すると、メラニンの生成力が落ちるため、皮膚が紫外線に弱くなります。
1日1回夜のみに使用するようにしたり、朝使用する場合は必ず紫外線対策を一緒に行いましょう。
紫外線対策をしないと、皮膚が紫外線を吸収して、かえってシミができてしまったり、色素沈着が起こる可能性が高くなります。

濃度の高いハイドロキノンを使う場合は、必ず医師の指示を受けて使いましょう。
4%以外の化粧品であれば、肌トラブルが起こりにくいとされていますが、5%以上のハイドロキノンは強い作用をするので、副作用やトラブルを防ぐためにも注意しましょう。